7月29日(月)午後 内科休診のお知らせ

2019年07月23日

7月29日(月曜日)午後 内科休診とさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。

小児科、産婦人科は通常通りの診察です。

 

今年のこの気候はどうしたことでしょう?

洗濯物も乾かず、気分も乗らず。。

そんな折、ここ10年ないくらいの手足口病の流行に戸惑っています。

例年の手足口病の印象では、あまり発熱せず発疹のみのことが多かったのですが

今年は高熱→少し落ち着いてから。。よだれ→発疹!!の経過多数です。

発熱の始まりでは診断がつかないことが今回は多いのですが

保育園、幼稚園で流行中の場合はやはり要注意ということで。

しかしながら診断がついても特別な治療薬もなく、基本ひたすら対症療法です。

 

頭を悩ませる事態となっているのが出席許可書の発行です(汗)

本来手足口病は学校保健安全法によると出席停止の規定はなく、本人の状態と学校の判断で登校可能(一般的には発熱がなく全身状態がよければ出席可能)とはされています。

上記はあくまで学校(よだれなどの分泌が少なく、やや免疫機能が確立しつつある)の安全法とすると

よだれが多く、皮膚が未熟で皮疹が出やすい乳幼児はどうなのか??

ウイルスは唾液や便から2~3週間は少量なりとも出ていることが多く、完治しました、という治癒証明は

発行しにくいなあと。

そのため、あえて私は証明書発行の際には解熱し、全身状態良好のため、登園可能とします(完治ではないですが。。という意味で)と

一筆追加させていただいています。

発疹の出方も個体差があるので、園での受け入れ状態にあわせて。。と思っているのですが

確立した見解のない園もあり、受診した医療機関によって出席停止の期間がだいぶ違ってくるような状況に

なってしまっているように感じます。

うーん、こまったなあ。。

もしこれをご覧になった保育園ならびに幼稚園従事者の方がいらっしゃいましたら

スタッフ間で話し合っていただけると幸甚です。

手足口病の感染ピークもそろそろと思いますが、今後のためにも!